┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃              ASK3/codeA対応 アクセサリシリーズ4                      ┃
┃                      「ASKAcc」                                      ┃
┃                        V1.6a                                           ┃
┃               Copyright (C) 1996-99 by AIG-Soft                            ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃      これは何?                                                            ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ASKAccはASK Ver.3/codeA用のアクセサリです。

        半角スペース入力
        透過モード
        文字コード16進入力
        再変換
        コード入力
        ESCプリフィックス対応
        仮名→英字変換

が出来ます。

**注意**
ASKAcc V1.6aはWindows95/NT上のX68エミュレーター"EX68"(yamama氏)上では
組み込めません。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃      組み込み法                                                            ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

ASKAccはコマンドラインからの起動で常駐します。
常駐サイズは約1.7Kです。

        ASKAcc [/R /A /F不登録リスト]

        「例」ASKAcc /F23

CONFIG.SYSのPROGRAM=での組み込みも可能です(DEVICE=は不可)。
        「例」PROGRAM = A:¥SYS¥ASKAcc.X /F23

不登録リストは、アクセサリ機能の中で"登録しないもの"を番号で指定します。
指定されていないものは登録されます。

番号    −−−機能−−−        使用アクセサリ数     −−補足−−
1      半角スペース入力          1
2      透過モード                2
3      文字コード16進入力      1
4      再変換(XF3時)             2          XF3で変換したものに関して再変換可能にする
5      再変換(SPACE時)           2          SPACEで以下同上
6      コード入力                1
7      ESCプリフィックス対応  1
8      仮名→英字変換            1

1機能で複数のアクセサリを使うものもあります。
ただし、4と5の同時登録時は4ではなく3のアクセサリになります。
ASK3のアクセサリ数は全部で10までですので、他で登録しているアクセサリと
あわせて10以下になるようにして下さい。
FDS氏のcodeA.sys v0.05以降なら32まで登録出来ます。

なお、不登録にしてもメモリー中に残りますので、常駐サイズは変わりません。
登録状況を変えるには、/F指定をして再度実行してやれば、その状態に変更されます。
(常駐解除する必要はありません。)
        「例」ASKAcc /F45       再変換だけを不登録に変更する。
        「例」ASKAcc /F0        全て登録する。

再変換は、変換キーがASK標準のXF3またはSPACEの時のみ有効です。
それ以外にしている方はソースを書き替えて変更して下さい(手抜き)。

        ・・・再変換・・・

再変換には拙作KSD(V1.7以降)をバッファー100バイト以上で常駐させる
ことが必要です。先にKSDを常駐させなければ、再変換は自動的に不登録になります。
(他のアクセサリは組み込み可能です。)
KSDは活動状態または休止状態にしておいて下さい。完全停止状態では再変換が動きません。
        「例」KSD 1K /p

また、再変換を使う場合でASKの代わりにFDS氏のcodeA.sysを使う場合、
v0.04preXX以降を使って下さい。それより前のバージョンでは正常動作しません。

        ・・・

ASKの設定に関しては、日本語入力/辞書ユティリティーのユーザーズマニュアルも
参照してください。

なお、アクセサリ機能はASKのV3または互換ドライバーのcodeA.sysの機能なので、
ASK V2以前では使えません。
もちろん、FIXER等の他のかな漢字変換フロントプロセッサでも使えません。

なお、再変換を使っている場合、KSDは常駐ロックがかかり常駐解除出来ません。
KSDを常駐解除したい時は、先にASKAccを解除してするか再変換を外してから
行ってください。

┌───────────────────────────────────┐
│オプション (-,/、英大文字小文字どちらでもOK)                        │
└───────────────────────────────────┘

/R      常駐を解除します。

/F不登録リスト
        組み込まないアクセサリを番号で指定します。
        /Fまたは/F0で全てのアクセサリを指定します。
        /F12345678とすると、何も組み込まない状態で常駐だけします。

/A      現在登録中のアクセサリを表示します。
        (ただし、ASKAccで登録したもののみ。)
        常駐している時のみ有効です。

┌───────────────────────────────────┐
│組み込み時のエラー                                                    │
└───────────────────────────────────┘

ASKAcc組み込み/解除時に発生する可能性の有るエラーは次の通りです。

「ASK v3/codeAではありません」
        ASKAccはASK Ver3またはcodeAでしか使えません。FEPを調べてください。
        もしくはASK Ver3/codeAが組み込まれていません。

「アクセサリ「〜」が登録できません」
        ASKAccがASK/codeAに登録出来ません。
        ASKのアクセサリは同時に10までしか登録出来ませんので、
        すでにそれ以上登録されている可能性があります。
        codeA.sysなら32まで登録出来ます。

「アクセサリ「〜」が削除できません」
        何等かの理由でASK/codeAからASKAccが外せません。
        もしくは常駐しているASKAccと今実行したASKAccのバージョンが違います。

「すでに常駐しています」
        すでに常駐しているのに、再度常駐しようとしました。

「常駐していません」
        ASKAccは常駐していません。従って解除もできません。

「アクセサリ「〜」はKSDが常駐していないので登録出来ません」
        このアクセサリを登録するには先にKSD V1.7以降の常駐が必要です。
        これはエラーではなく警告なので、これが出ても再変換以外のアクセサリは使えます。

「アクセサリ削除不可で登録変更出来ません」
        常駐後の登録アクセサリ変更をしようとしましたが、アクセサリの削除が出来ず
        登録アクセサリの変更が出来ませんでした。
        前回と全く同じ設定でも一度全てのアクセサリの削除してから再登録しますので、
        このエラーが出る可能性があります。

「EX68上では組み込めません」
        ASKAcc V1.6aはEX68上では組み込めません。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃      使い方                                                               ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

各アクセサリは、ASKが起動している(変換ラインが出ている)状態でのみ有効です。
インライン変換でも大丈夫です。

起動可能状態は次の通りです。
        未入力          何も入力していない
        仮入力          入力して変換する前
        仮確定          変換して変換結果を選んでいる状態
        いつでも        上記3状態のいつでも


        機能名                  起動キー                起動可能状態
┌───────────────────────────────────┐
│半角スペース入力              SHIFT+SPACE             未入力&仮入力  │
└───────────────────────────────────┘

半角スペースを入力します。
変換ラインではなく、直接ユーザープロセスに渡されます。

┌───────────────────────────────────┐
│文字コード16進入力          CTRL+SPACE              仮入力&仮確定  │
└───────────────────────────────────┘

仮入力・仮確定中の文字列を16進文字コードで出力します。
プログラムを組む時などで、文字コードを知る必要がある時に使えるでしょう。
複数文字ある時は、先頭の20バイト分のみ出力します。

        「例」
                例 -> 97E1

変換ラインではなく、直接ユーザープロセスに渡されます。

┌───────────────────────────────────┐
│透過モード On/Off             SHIFT+全角              いつでも        │
└───────────────────────────────────┘

変換ラインに半角英字で入力出来るようにローマ字・かな・全角キーを制御します。
もう一度押すと元に戻ります。

具体的な動作は次のようになってます。

SHIFT+
全角            ローマ字/かな          動作
--------------------------------------------------------------------------
ON→OFF         ON→OFF         元のローマ字・かなの状態を記録してからOFF
                OFF→変化なし   単なる全角のOFF

OFF→ON         OFF→ON         前の状態に戻す
                ON→変化なし    単なる全角のON
--------------------------------------------------------------------------

(注意)codeA.sys v0.04preX以前のバージョンでは正常動作しません。
        必ずv0.04 preXX以降のバージョンをお使い下さい。

┌───────────────────────────────────┐
│再変換                        SHIFT+XF3               未入力          │
└───────────────────────────────────┘

変換ラインに前回の読みを再入力します。

SX−WindowのシャーペンやX68付属ワープロのように、画面上に出た
変換確定後の文字列中の平仮名部分のみを再度変換するのではなく、前回の変換文字列
そのものを再度呼び出して変換出来るようにする機能です。
直前に変換した漢字にふりがなを付けるのにも使えるでしょう。

(注意)再変換は常に同じ画面モードで利用してください。
        ある変換を行ったあとに画面モードを変更してX幅が狭い画面モードにして
        再変換をかけると、読みがあふれてしまう場合があります。

┌───────────────────────────────────┐
│コード入力                    SHIFT+HOME              仮入力&仮確定  │
└───────────────────────────────────┘

変換ラインに4桁の数字を入れてキーを押すと、そのコードに対応した文字を出力します。
コードはシフトJISまたはJISで、2つは自動判別されます(混在可能)。
句点コードは使えません。

文字は全角/半角文字ともいけます。入力した文字がローマ字変換されてしまった時は、
あわてずSHIFT+XF5で英数字に戻してから(これはASK本来の機能です)起動してください。

16進2桁の数字の時は、前に00を付けて下さい。

        「例」$41を指定したい時         0041

入力を4桁毎に区切って読み込むため、複数コード連続指定も可能です。
途中の16進数字以外は無視します。

        「例」8250.2341.0041.8341.889F.3b7c
                → 1AAア亜慈

そのコードに対応する文字がない時は無視します。
(ただし、シフトJISではコード判定が若干いい加減です。^_^;)

変換ラインではなく、直接ユーザープロセスに渡されます。

(注意)終了後も入力したコード文字列が残っています。
        本来はこれを消したいのですが、現在のバージョンではうまくいきませんので、
        連続して変換したい時にはCLRキーで変換ラインを消してから再入力して下さい。

┌───────────────────────────────────┐
│ESCプリフィックス対応      ESC+[1キー]             未入力&仮入力  │
└───────────────────────────────────┘

ESCを押した後何か1つキーを押すと、ESC+1キーという形で確定され
出力されます。

エディターのESCプリフィックス操作をASKを終わらせること無く行うことが
出来るようになります。(ただし、ASKが起動したままエディターが終了すること
もあり得るので、後のプログラムの動作に支障をきたすこともあるかもしれません。)

LEDキーやシフト系キーの状態によって1キーとして返されるコードが変わります
  CAPS          ローマ字   かな    入力            +SHIFT          +CTRL
--------------------------------------------------------------------------
  ON            ON      OFF     英大文字        英小文字        コントロールコード
  OFF           ON      OFF     英小文字        英大文字        コントロールコード
  ON/OFF        OFF     ON      英大文字        無効            コントロールコード

ESC+ESCでESCそのものが1つ出力されます。

ただし、1キーはASCキーに限りますので、HOMEやDELのような特殊キーが
押された時には無効になります。

変換の仮確定時には、ESCは今まで通り仮確定解除となります。

(注意)エディターによっては使えない場合があります。
操作確認済み:SuperED.x v1.18

┌───────────────────────────────────┐
│仮名→英字変換                CTRL+SHIFT+XF5          仮入力          │
└───────────────────────────────────┘

入力中の仮名文字を半角英字(一部数字/記号)に変換します。
ローマ字入力時にはSHIFT+XF5で出来る同変換を、仮名入力時に実現します。

仮名は片仮名/平仮名・全角/半角を問いません。

*操作キー
        ↑/↓/XF5/SHIFT+XF5     全角<->半角交互変換
        リターン                決定
        ESC/CTRL+SHIFT+XF5      中断

変換ラインではなく、直接ユーザープロセスに渡されます。

(注意1)入力されている仮名文字からテーブルによって変換しますので、
         入力時のシフトキー状態までは完全には再現出来ません。
         (現在のCAPSキー状態によって、大文字/小文字を決定します。)

(注意2)終了後も入力したコード文字列が残っています。
         本来はこれを消したいのですが、現在のバージョンではうまくいきませんので、
         連続して変換したい時にはCLRキーで変換ラインを消してから再入力して下さい。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃      お約束                                                                ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

(1)転載は、無料ネットへの場合、特に制限はありません。自由です。
   有料ネットへの転載・ホームページへの掲載は「必ず事前に」ご連絡下さい。
   各種メディアによる販売も個人/企業を問わず「必ず事前に」ご連絡下さい。
   Q2ネットへの転載は「厳禁」です。

(2)このプログラムを使って発生したのいかなる問題にも、当方は関知しません。

動かない、動作がおかしいと思う時は、LeDAまでお知らせ下さい。
また、こうした方が良い等のいろいろな御意見、御感想もお待ちしております。

これが、皆さんに、長く使っていただけるツールであることと、
このプログラムを使う、X68現役ユーザーが多いことを祈りながら・・・。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃      連絡先                                                                ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

        満開ネット      MKSX0424
        E-Mail          LeDA@osaka.email.ne.jp

上記ならよく連絡が付きますが、まれにしばらく通信出来なくなることがありますので、
気長にお待ち下さい。

                                LeDA